夏本健司 オーダーメイドをやめるススメ

オーダーメイドWeb制作をやめるススメ

あなたはWebサイトを制作する時に、すべてオーダーメイドで作成しますか?

そうだとしたら、自分の仕事の進め方と頂く金額とが合っているか、振り返って見る必要があります。

スーツでも宝石でも何でも、フルオーダーメイドは、一般的に市販されているものと比べて高価です。

・・・当たり前ですよね?

自分にピッタリ合ったものにしようとしたら、時間や金額はかかりますが、納得のいくフルオーダーメイドで注文をします。

逆に、ピッタリではなくても、だいたい合っていて、低価格で済ませたい場合は、市販の商品を購入します。

これが普通の商品の購入方法。

しかしWeb制作の場合は、低価格でも高額でも、すべて手作業でオーダーメイド制作する傾向が高いです。

Web制作で、「低価格商品を持っている」という話は、あまり聞いたことがありません。

WordPressの既存テーマを使ったとしても、結果的にはかなりカスタマズすることになるので、

かなりの労力と時間がかかる。

というのが、一般的な認識ではないでしょうか。

でも、それで売り上げが上がったり、商品の販促になるというような効果が出れば、それらの価値も報われますが、

私が知る限りでは、そういうケースは、ほとんどありません。

つまり、頂く金額にそぐわない労力や時間をかけたとしても、

結果的に売れ行きは変わらないのです。

私は、以前上場企業でWeb開発をしていました。

上場企業では「人月」といって、働いた対価分だけ請求できる商習慣があるので、

フルーダーメイドでWeb制作を行っても割が合います。

しかし、中小企業やスモールビジネスでは、そうは行きません。

上場企業では数千万円頂いていても、

中小企業やスモールビジネスでは、そんな予算はありません。

だから、上場企業向けのようにフルーダーメイドで制作するのではなく、

中小企業やスモールビジネス向けの低価格商品を作らないとビジネスが成り立たなくなるわけです。

でも、

「低価格商品なんて、どうやって作ればいいんだ! お客様ごとに要望や商品は違うから、既製品のようにまとめるのは不可能ではないのか?」

と、あなたは反論されるかもしれません。

そこで、私がやっている方法をお伝えします。

「お客様ごとに要望や商品は違うから、既製品のようにまとめるのは不可能」

という意見は、はっきり言って正しいです。

でも昨今、いろいろなサイトを見ていると、

目的によってだいたい傾向が似ていると

感じませんか?

実はWebサイトもスーツや宝石などと同じように、
市場の傾向に合わせて

パターン化

できるのです。。。

例えば、目的で言うと、

・販売促進
・見込客の集客
・直販
・教育
・業務の効率化
・プラットフォーム(新しいサービスの提案・提供)
・顧客サポート

と、いう風に大別できます。

また、画面デザインで言うと、

・ランディングページ
・シングルページ
・ブランドサイト(コーポレイトサイト)
・ECサイト(コーポレイトサイト)
・オウンドメディアサイト(ニュースサイト・キュレーションサイト・サテライトサイトも含む)
・Eラーニングサイト
・商品個別の販促サイト

と、いう風に、これまた大別できます。

いくらなあたがWebサイトの制作のプロと言っても、全部のパターンを作り分けることは労力的に不可能と思いますし、

すべての需要を満たせるととも思えません。

そこで、
自分の得意分野や他社との差別化を考慮し、めいっぱい絞り込んで

低価格商品な既製品

を作るわけです。

世に言う

「テンプレート」

と、言うものですね。

ポイントは、WordPressでも何でも、汎用的なテンプレートではなく、

目的と画面デザインの両方が成立するものを選ぶ・あるいは作ることです。

ちなみに私は、「見込客の集客」目的の「ブランドサイト(コーポレイトサイト)」画面デザインと
同じく、「見込客の集客」目的の「オウンドメディアサイト」画面デザインの2種類のテンプレートを持っています。

あなたの得意な分野は、どれですか?

もし、あなたが

この先何年もこの仕事を続けていこうと思うのなら、

あなたの提供するWebサイトに合った金額を頂こうとするのではなく、

実際に頂ける金額に合った労力と時間のWebサイト

つまり、目的と画面デザインを踏まえた低価格商品な既製品

を作ることです。

そうすれば、

あなたのWebデザイナーとしての価値は、

今よりもっと高まるでしょう。

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